ジョンとドギー
 ゴールすると、パドックに日本人選手3名とジョンとドギーが・・。
 そして、なななんと、ジョン&ドギーから祝福のキス!超うれしかったデス。
 でも、彼らが松井、吉川、杉谷サンたちともキスしたかどうかは、わかりません。

表彰式とパーティ
 タウンセンターの中の会場で、表彰式がありました。
 私は、完走トロフィーはもらえなかったけど、唯一の女性ライダーということで、特別賞を頂きました。
 でも、今回の目標は、トロフィーのグラスをゲットして、それでパーティでビールを飲むことだったので、すっごく悔しい・・
 来年もまた来て、今度こそ絶対トロフィーグラスをゲットします。とインタビューでは言ったつもり・・・。
 会場の隣では、ディスコパーティのように、みんな飲んで踊って大騒ぎでした。なかでも、6日間給油サービスをしてくれたアーミーのおにーさんたち、なぜか日本語に興味をもっていて、覚えたての「こんにちはー」「さよならー」「ありがとー」を連発。それと、誰が教えたのか「あいしてマス」・・・・。

総合は・・・
 とにかくスコットランドは美しい!!
 そして、S.S.D.T.は私の大好きなトライアルの要素がすべて集まっている大会でした。
 セクションも、コースも、集まっている人も、そしてスコットランドの自然もすべてうまく絡み合っている、とても素晴らしい大会です。天気に恵まれたから、今年のS.S.D.T.は楽だったらしいけど、それでもやっぱりそれなりにタイヘンなところもありました。
 特に私の場合、出発前から痛めていた膝は、終わってみたらもうガタガタ・・・。
 でも、6日間終わった時、また明日からS.S.D.T.から始まるっていっても、やっぱり参加したいって思えるほど、とにかくすべてが楽しかったです。
 トライアルが好きで10年以上やっている人なら1度は出場してみてほしい・・・。

出場したいなら
 さて、そんじゃー行ってみたいとお思いの方へ。
 気になる費用ですが、一応参考までに、今回かかった最低ラインをお知らせします。
 ☆航空運賃      ロンドン<−>ナリタ       194,000円
              ロンドン<−>エジンバラ     28,000円
 ☆レンタカー     乗用車                 82,000円
              バイク運搬用 1/3負担      30,000円
 ☆宿泊        12日間 262ポンド        約52,400円
 ☆バイクレンタル         ベータ 800ポンド 約160,000円
 ☆6日間給油サポート代   120ポンド         約24,000円
 ☆使った部品代(含タイヤ)         110ポンド 約22,000円
 ☆エントリー費                115ポンド 約23,000円
 ☆FIMライセンス申請代                   15,000円
 ☆保険代                             8,000円
  合計で約638,400円(1ポンド=200円の計算)

 このほか、夕食代や、雑費、レンタカーのガソリン代などがかかります。ちなみにスコットランドは、日本よりガソリンは高いです(倍近くする)。さらに、ディーゼルのほうが高い。
 航空運賃は、私はGWの始まる一番高い時期だったけど、もっと前に出発できる人はロンドン−ナリタ間は、もう少し安価に・・・。その分宿泊代がかかることになるけど、スコットランドのB&Bは、とても安い! 15〜20ポンドくらいでOK!(1泊朝食付で約3000円)

トレーニングは
 では、体力はどんなもんかと言いますと、やっぱり女性の私にとって、一番心配でした。(注1)
 そこで、出発前にできる限りのことを、と一応やったことは・・・・。
 ・就寝前に腕立て伏せ・腹筋 各60回(毎日かかさず)
 ・片道約6kmの自転車通勤(週3回ぐらい)
 ・フィットネスクラブでジムトレ・エアロビクス・水泳など(週3回くらい)
 あとは、なるべくバイクに乗って練習する。でも、結局それは土日のみでした(杉谷さんは、毎日のように乗っていたみたい)。

帰国
 帰りの飛行機に乗るときも、やっぱりスーツケース37kg。
 今度は手荷物もうるさくて5kgまでしか認められません。重さにうるさいウワサのヒースロー空港、追加料金オマケしても150ポンド(約3万円)と言われ、郵便局から送ることにしました。
 時間がないので、その場であわてて段ボールにヘルメットや工具、さらに洗濯していないしめったタオルや靴下、泥だらけのウエストバッグなどをつめこみました。
 航空便で送ったはずなのに、荷物が届いたのは1ヶ月半後・・・・・。
 箱を開けたときの中の状態は、ご想像にお任せします・・・・・。

 荷物はなるべくコンパクトにしていくことです。

お礼
 今回、マシンレンタルのみならず、すべてにおいてのサポートをしてくれたジョン・ランプキン、毎日ゴールすると必ず私が帰ってくるまで駐車場で待っていてくれた杉谷さん、遅れて到着の私のマシンを仕上げておいてくれた松井さん、セクションでマシンごと転がっている私に手を貸してくれた観客たち・・・・たくさんの人たちに感謝しています。
J.Tarres
オマケ
 日本人は、若く見えるらしく、私はあちらでは、なんと18歳くらいだと思われていたようです。実年齢は・・・(10年以上トライアルしているんだから、それなりです)。(注2)
 でも、ほんとはおムネがないから、ガキだと思われていたらしい・・・・。
 女性は皆さん、ホルスタインのおムネでした・・・。
 来年はムネパッドを入れて行こう!!

 ということで、足を洗うどころか、ますますとっぷり漬かってしまって、さらにトライアルクレイジーとなっていくのでした・・・・・・・。
 あぁぁぁぁ

                                     Yuriko Kobayashi ☆ 1999.6.25

編注
注1 ゆりねぇの体力には定評のあるところ。なまなかの男性では太刀打ちは不可。
注2 「10年以上」じゃなくて、もっとだろー!というツッコミあり。ここでもなおかつサバを読むか。

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